吸血鬼
しばらくしてついた
ドアを開け、中に入ると
「リファース‼︎」
声とともに
凄い勢いでリファースに何か飛んできた
すごくビックリした
するとリファースはみるみる不機嫌になり
「おい、離れろ」
そう言うと飛びついていた男の子が離れた
その後に続くように3人出てきた
女の子が2人、男の子が2人、リファースと私
4人は私に気づきじっと見た
1人の後から来た男の子が
「おい、リファース誰だ?」
続いて男の子が
「これ以上メンバーいらねーよ」
女の子も
「多すぎだよ」
「その子も人間?」
皆が聞いてる私は歓迎されてないことを知っている
王の娘と知ったら歓迎してくれるだろうか
なんてバカげたことを考えた
するとリファースは
「新しい子だ
俺の友達
仲良くしてやってくれ
良いやつだ」
そう言われて黙り込んでいると他の子は
「怯えちゃった?」
「ごめんごめん
これ恒例行事なの」
「いじめたくなる年頃だからさ」
「大丈夫?
ごめんね仲良くしよう」
さっきとの豹変ぶりに驚いていると
「さっきのは冗談だよ
人数増やしたいのに歓迎しないわけないじゃん
しかも俺の友達だからな
さぁ、自己紹介してスミレ」
そう言われて頷いた