あのラインにもう一度……




「梨桜のお兄さん、こんにちは。
この前はありがとうございました。」


「こんにちは。

梨桜、俺、もう行かないといけねぇから。」


「うん。わかった。頑張ってね。」


「ああ。」


綾くんは竹刀を持って、どこかに歩いていった。



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