あのラインにもう一度……




綾くんは、すぐに女子に囲まれてしまった。


「あー、囲まれちゃったね、お兄さん。」


梦は隣でそういった。


「…だね。」


でも、よくある光景だな。

そんなことを思ってると、綾くんの声が聞こえた。


「お前らなんかどうでもいい。
梨桜と話してぇんだよ。

邪魔すんな。」


あー、これもいつもの光景だね。(笑)



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