あのラインにもう一度……




綾くんは、女子たちを避けて、私のところにきた。


「綾くん、おめでとう。
また優勝したね。」


「ああ。

てか、もう帰ろう。
あの女子たち、うぜぇ。」


「そ、そうだね。

じゃあ、ばいばい、梦。」


「うん、ばいばい。」


私たちはそこで別れた。



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