あのラインにもう一度……
Story5

»新たな目標





私は、誰かに受け止められる。


「…先輩…。」


「大丈夫か?」


「……はい。
すみません、ご迷惑をおかけして。」


「別に。
立てるか?」


私は、立とうと踏ん張る。

でも、立てない。

今までは、少しなら立てたんだけど、
今日は、足に力が入らない。



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