あのラインにもう一度……




その時、声がした。


「ごめん、俺、行かねぇと。

さっきは、まじ悪かった。」


「大丈夫です。気にしてないので…。」


「名前は?」


「椿梨桜です。」


「俺は、藤崎優助。(フジサキ ユウスケ)3年。

んじゃっ。」


「はい。」


先輩は、練習に戻っていった。


さっ、そろそろ帰ろ。



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