あのラインにもう一度……




時々、私の悪口を言ってるのが聞こえた。

まあ、でも、仕方ないよね。


「チッ。集まってきた。」


舌打ちして、先輩はそういった。
そして、こっそり耳打ちしてきた。


「放課後、渡したいものあるから、陸上部の部室な。」


そういわれた。
私はとりあえず、頷いた。

すると、にこっと笑って、去っていった。



< 32 / 178 >

この作品をシェア

pagetop