あのラインにもう一度……




綾くんが、お金を支払ってる間、服を眺める。


ふっと頭をあげると、少し離れたところに、
見たことのある顔が見えた。


藤崎先輩かな?


別に、私は、そこまで気にしなかった。


「買ってきたぞ。」


「あ、綾くん。
今月もありがとうねー。

またよろしく。」


「はいはい。」



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