あのラインにもう一度……




「いただきます。」


パクッとひとくち。


「チョコもおいしー。」


「なんでも美味しいんだろ?」


「んー、そうかも。」


私は、時々、綾くんのを貰ったりして、
自分のも食べ進めていた。


「美味しかった。ありがとう。」


「どういたしまして。」


「あ、お金、大丈夫?」


「全然大丈夫。
てか、それ、今更聞く?」


「うん。
まぁ大丈夫ならいいや。」



< 55 / 178 >

この作品をシェア

pagetop