あのラインにもう一度……

»綾くん





「綾くん、ごめん。歩けない。」


「…おい、大丈夫かよ…。
バカみたいに走るからだろ。」


「ごめんなさい。」


「で、1番の問題は…、風呂どうすんの?」


「…お風呂……?」


「ああ。」


「どうしよう。
ねぇ、どうすればいい?」


「知らねぇよ。
俺と一緒にはいんのは嫌だろ?」


「……うん…。」



< 81 / 178 >

この作品をシェア

pagetop