あのラインにもう一度……




[翌日]


「梨桜、起きたか。」


「綾くん…。」


「立てるか?」


「ん。」


私は、ベッドからおりて立とうとする。

少しフラッとしたけど、立つことができた。


「まあ、とりあえず今日は、
俺が学校まで、送ってくよ。

30分も歩くのはしんどいだろうし。



「綾くん、ありがとう。」



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