あのラインにもう一度……




そして、土曜日になった。


「梨桜ー、行くぞー。」


綾くんは準備を済ませ、玄関で待っていた。


「あ…うん。」


私は、綾くんのあとに続いて外に出た。

そして、一緒に車に乗り込んだ。



< 98 / 178 >

この作品をシェア

pagetop