届くはずのない想い【改訂版完結】
「試合の日のことがなければ、咲姫が言ってなければ、こんな事にはならなかったのかなー」



星が瞬き始めている空を見上げて、独り言のように言った。


すると、千尋が



「話したいことがあるの」



と、真剣な顔つきでわたしに言った。
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