届くはずのない想い【改訂版完結】
菜生は、わたしに気づくと



「どうしたの? 何かあった?」



と聞いてくれた。


わたしはその言葉を聞いて、安心した。


だからわたしは、菜生がいる前で、涙ぐんでしまう。


ダメだ、泣くな泣くな……
< 148 / 403 >

この作品をシェア

pagetop