届くはずのない想い【改訂版完結】


◇◆◇◆◇


まだ春の陽気があった、6月。


中総体も終わり、なんだか……寂しい。



「もう、夏だ」



照りつける太陽、どこからともなく聞こえてくる蝉の声。
< 172 / 403 >

この作品をシェア

pagetop