届くはずのない想い【改訂版完結】
颯汰は、今年も参加するのかな?


そうだったら……嬉しいな。


でも、わたしがいるって分かったら、参加しないってこともあるよね。


考え過ぎだって、自分でも思うけど。



「大丈夫だよ、碧海」



莉夏がニコッと笑ってくれる。
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