届くはずのない想い【改訂版完結】
茜が、笑いながらタオルと水筒を持って、わたしたちのところへ来る。



「最後飛ばすからでしょー」



莉夏は茜に笑いながら、そう言った。



「もうわたしは歳だ」



なんて言って、鈴音は腰を叩く真似をする。
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