届くはずのない想い【改訂版完結】

時々、莉夏たちが話してるところに入ったりして、颯汰と少しでも開いてしまった距離を縮めようとした。


でもそこ止まりで、自分から話しかけることはできなかった。


まだ怖かったんだ。


あの時と同じく避けられるかもしれない、そんな気持ちがあったから。



「碧海、行くよー」
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