届くはずのない想い【改訂版完結】
そう送るとわたしは支度を始めた。



「早くしなさーい」



1階からお母さんの声が聞こえる。


「はーい」とお母さんに返事をし、荷物を持って下に降りる。


テーブルの上には焼きたてのトースト。


椅子に座り、それを食べる。
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