届くはずのない想い【改訂版完結】
テレビをつけ、ソファーに座る。


お菓子を少しつまみながら、とても面白いとは言えない番組を見る。


すると、2つ下の妹が帰ってくる。



「ただいまー」



わたしは返事の代わりに頷く。


妹はわたしがいることに気付いて、「あっ」と声を上げた。
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