届くはずのない想い【改訂版完結】
「そうだね」



妹はニコッと笑ってそう言った。



「じゃ、遊んでくるわー」



泣きそうな顔を、目を隠して家を出た。


妹はもっと話したそうな顔をしていたけど、これ以上聞けって方が辛いよ。
< 298 / 403 >

この作品をシェア

pagetop