届くはずのない想い【改訂版完結】
「さすがに、この時間はいないでしょー」
わたしは、平然を装った。
昨日は、全然眠れなくて。
まだ付き合ってるとは……分からないのに、涙が出てきてしまいそうだった。
「えと、これは……」
そんなわたしの気も知らない茜は、淡々と作業を進めてく。
わたしは、平然を装った。
昨日は、全然眠れなくて。
まだ付き合ってるとは……分からないのに、涙が出てきてしまいそうだった。
「えと、これは……」
そんなわたしの気も知らない茜は、淡々と作業を進めてく。