届くはずのない想い【改訂版完結】
ちょうどそこには、場所取りでもしていたかのように、颯汰がいた。


わたしたちはそこに入らせてもらい、そこから声援を送った。


わたしはちょうど、颯汰の隣で。


すると、隣から勢い良く押されてしまう。


わたしはバランスを崩し、颯汰の方に倒れそうになる。


なんとか、踏ん張って倒れそうになるのを堪えた。
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