届くはずのない想い【改訂版完結】
それは、わたしにとってすごく大きなこと。


「おはよ、千尋」


千尋は、幼稚園からの友達。

わたしと同じくらいの背で、くせっ毛。

わたしとは違って、強気な部分もあるから、辛口に物を言うところもある。

それとは対照的に、ごもごもっと言いたいことを素直に言えないわたし。

だから、誤解されることも多かったりする。
< 7 / 403 >

この作品をシェア

pagetop