届くはずのない想い【改訂版完結】

次の日、いつも通りにわたしは過ごした。


だけど、颯汰はいつも通りじゃなかったんだ。


わたしが颯汰の近くに行くと、どこかへ逃げるように行ってしまう。


それはただ、偶然が重なっただけかもしれかない。


わたしの考え過ぎなのかもしれない。


だけど、どうしてもそうは思えなかった。
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