星降る夜に。
私の髪の毛に指を絡ませながら、頬にキスをしてくれた。



「どうしたの?」


「綺麗だなあと思って。俺は莉子を愛してるよ」




唇が私の体をなぞり始める。ワンピースの肩ひもをずらされて脱がされると、私は無意識に背中を浮かせた。彼の手が伸びてきてホックを外される。


あらわになった私の胸を手で包み込みながら、唇と舌で愛撫してくる。
体の中心がすでに熱を持って、甘く疼き始めた。



大輔さんはゆっくりと私の体中にキスをしてくれる。
優しく吸いついては名残惜しそうに離れてまた次へ。


長い指は私の敏感な場所に辿りつく。まだ触れられているだけなのに水音が響いて、彼は私のお腹からソコへと向かって舌を這わせる。


足首を掴まれて脚を開かせられると、彼が顔を埋める。たまらない刺激に腰が浮いてしまう。




「だ、いすけ…」




甘すぎる刺激にこらえきれなくて彼の手を掴むと、指を絡ませて強く握ってくれる。



時間をかけて愛されたいのに、早く欲しくなるのはどうしてだろう。

もう一度名前を呼ぶと彼は私のソコから顔を離して、唇にキスをしてくれる。
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