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誕生日
夢野の誕生日と聞いて僕は驚いた。
夢野はそんなこと一言も言ってなかった。
「あ、あの急に言われても・・僕はどうすれば・・・」
僕がそう言うと、
「だから君はサプライズゲストとして登場してくれれば良いんだよ。
今日はこれから類と会ってあの店に行く予定なんだ。
1度空野君と一緒に行ったあの店さ。
そこでパーティーする。
俺の仲間も何人か呼んでるんだ。
空野君が来てくれればあいつも喜ぶと思うんだけど・・・。」
僕は夢野のことを考え、そしてしばらくしてから
「わかりました」と返事をした。
「じゃ、僕の仲間の1人を空野君の所に車で向かわせる。
桐島って奴だ。その待ち合わせ場所を決めよう。」
待ち合わせ場所を決め、僕は新一さんとの電話を切った。
サプライズ・・・
新一さんはきっと急に思い付いたのだろう。
僕はそう思いながら待ち合わせ場所に向かった。