あの花のように...
花言葉
忘れられない…
あの言葉…
まるで耳に張り付いたかのように…
「さよなら」
その言葉が私の頭から、耳から…
どうして?私、なんかしたかな?
重かった?うざかった?しつこかった?
聞きたいけどそんなこと、聞けるはずもなく…
真っ白な頭を正常に、必死に動かそうとして…
息が詰まって、息ができない
肺が、心臓が、苦しい。
私はただただ、遠く小さくなっていく彼の背中を目で追いかけることしか
出来なかった…