Moonlight


『ね〜聞いてるぅ?』


「うん」


『ひどいと思わない??』


「んーまぁね。早く仲直りしなよ?」


『あ、ひぃ君...。藍欄また連絡する』


「記念日おめでと!じゃあね」


『藍欄大好きっハハ』



そう言われ、電話がきれた
あの2人わすぐ仲直りできるから大丈夫


なんて考えながらタバコを
灰皿に押し付け部屋を出た


部屋をでてリビングへ行くと



「あっ藍欄やっと起きたの」


そう言いママが優しく微笑む。


「今からご飯温めるね~」


起きるのが遅いから私のご飯わ
別にとって置いてくれてある。


ママわ本当に優しい。


学校も行かず毎日だらだら過ごして
こんなどうしようもない私なのに



< 6 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop