恋人は高校生組長
違う世界に生きる私たち。


光の世界の青井君。

闇の世界の私。



それでも彼がこちらに来てくれるなら、それが最高の幸せだと思ってしまった。


彼が堕ちればいいと。

彼が闇に溺れればいいと。






そう望んで、それが幸福だと錯覚した。



……それは間違いなのに。



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