恋人は高校生組長
その真剣な目を見て、俺は……




胸元から例の短剣を取り出した。








「幸祐、それは……」




佑也が目を見張る。





「西宮さんから受け取った」







覚悟を決めた証として、今……それを引き抜く。










「ちょ、青井なにする気だよ……!?」












俺は、自分の額に刀を当て、強く引いた。



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