恋人は高校生組長
「桂吾と、もう……シたって、……思ってない?」
「何言ってんだよ、バカ」
私たちの間にあるのは、バスタオル1枚だけ。
そのわずかな距離さえ惜しむように、幸祐の力が強くなる。
「……思ってねぇよ。
瑠理香は、どこも汚れてない」
「ほんとに?」
耳元で優しい声が響く。
「ほんとだって。
アイツとは、何もなかったんだろ?」
「……うん」
「瑠理香がそういうんだから、俺、信じるよ」
それにさ、と幸祐がささやく。
「何があったって、俺、そんなこと、気にしねぇし」
「何言ってんだよ、バカ」
私たちの間にあるのは、バスタオル1枚だけ。
そのわずかな距離さえ惜しむように、幸祐の力が強くなる。
「……思ってねぇよ。
瑠理香は、どこも汚れてない」
「ほんとに?」
耳元で優しい声が響く。
「ほんとだって。
アイツとは、何もなかったんだろ?」
「……うん」
「瑠理香がそういうんだから、俺、信じるよ」
それにさ、と幸祐がささやく。
「何があったって、俺、そんなこと、気にしねぇし」