恋人は高校生組長
力任せに彼女の体を横たえる。



自分の服を脱ごうとするけど、なかなかうまくいかない。

板前の服って脱ぎにくんだよな……



ごまかすように、キスを始めた。

女の子の扱いなんか知らないけど、どうすればいいか分かってる気がした。




理性とは別の、本能の部分で。





「ん……っ」



柔らかな吐息が耳の端をなでる。


耐えられなくなって、名前を呼んだ。





「るり……か……」
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