恋人は高校生組長
ザッ…………


音がしそうなほど、ぴったりの動きで男たちみんなが俺に頭を下げた。






「ワタルさんから聞きやした。
 青龍の組長がうちの組長を助けたって」

「不甲斐ない俺らに代わって、
 組長を守ってくださった……」

「何て礼を言ったらいいか……」

「東浦の旦那、
 ほんとうに、ほんとうに……」






「「「ありがとうごぜぇやしたっ!!」」」
< 336 / 406 >

この作品をシェア

pagetop