恋人は高校生組長
すやすやと眠る瑠理香がいた。

あまりに力を抜いて眠っているので、拍子抜けしてしまう。





「ったくよぉ……かわいい顔やがって」



伏せられた長いまつ毛は、さながら眠り姫のよう。

めちゃくちゃかわいい……




おそるおそる髪を撫でてみると、


「ん……んん…………」




寝息が乱れ、甘い声が漏れた。

やっべぇ……
昼間から欲情しそうになるじゃんかよ。


俺は、必死に理性を保とうと努力した。
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