恋人は高校生組長
そろそろだな、と時計を見ていると、ワタルさんがそっと襖を開けた。




「高瀬さんがいらっしゃいました」

「ありがとうございます」




ワタルさんは、静かにうなずいた。

すべてを分かっている目をしていた。
< 370 / 406 >

この作品をシェア

pagetop