恋人は高校生組長
「ちょっと……苦しいよ、幸祐」



もぞもぞと瑠理香が動く。

その柔らかな温かさに、俺は静かな望みを口にしたくなった。





「なぁ、瑠理香?」

「なに?」






そっと息を吸い、








「結婚しよう」
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