恋人は高校生組長
「......幸祐」

「ん?」



襖を開ける一歩手前で、幸祐に呼びかけた。



そして背伸びして、そっと静かに唇を重ねた。


自分から口づけるのは初めてで、幸祐の驚いた顔が少しおかしかった。




「好きよ、幸祐」

「......うん、俺も」



幸祐は、にっこりと笑って答えた。









さぁ。






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