恋人は高校生組長
「ごめんなさい、山葵で騒いじゃって……」



困り顔で、西宮さんは礼儀正しく頭を下げた。



「あの......茶わん蒸し、すごくおいしかったです」

「ありがとうございます」




よっしゃ。

やっぱ、嬉しいわ。

誰かが自分の料理が喜んでくれるのは、すげぇ嬉しい。





「また、ぜひいらしてください」


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