恋人は高校生組長
授業でも、脳内をぐるぐると巡るのは青井君のこと。




少女漫画的な出会いを果たしたから?

それとも、単に同い年の組長候補だから?




よくわかんなくて


……ってか、よくわかんないせいで、頭の中がぐちゃぐちゃになる。







「あー、もう!」


授業の合間の休み時間、私は小さく悲鳴を上げて机に突っ伏した。
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