Mr. Unknown
 何度か戦いがあり、キースのご機嫌も治って来た頃、

 タイタンズか列車強盗の計画を立てていると知った俺は早速奴等を動かした。


 まあ知ったといっても得意のハンマーでだがな、



 
 それでタイタンキラーズの登場さ。


 リーダーは単身列車に乗り込み、

 アジトが留守なのを良い機会に他のメンバーがそこへ罠を仕掛けに乗り込んだ。


 残念な事にタイタンズは全員仲良く列車を襲っていやがった。


 あいつは奇跡的にそれを1人で阻止して後を追った。



 1人で五十人相手にだぞ?



 まあチャーチの言葉を借りれば何人かはその現場で召されただろうがな。


 ダイナマイトジョンにあの蜂の巣クロックもそこで死んだらしい。


 タイタンズは怒っただろう。



 しかし恐れた。



 俺と同じ様に。


 優れた銃使いは怖い。


 だが脅せる。



 ただの死にたがりは冷静なれば殺せる。


 でも怪我は負わされるだろう。



 けど、死霊がもしガンマンだったら?


 死を恐れず、銃も上手い。


 な?恐ろしいだろ?


 タイタンズもきっとそう思っただろう。




 たった1人で追ってくる殺し屋。


 そしてあいつらは前を見てなかった。


 死霊の殺し屋が率いるゾンビの様にタフな野郎共に。
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