手の届かないキミと


「あのっ…私は…」

「古畑が心配するようなことはないよ」


「む、村山く…」

「僕が古畑のこと、救ってあげるから」


「え…」

「僕ならなんとかしてあげられる。

また、みんなと仲良くできるようになるよ」


うれしいのか…かなしいのか…

私は、わからなくなった。


クラスのみんなと仲良くしたい…

また、みんなとお話できるようになりたいよ…


でも…

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