コンビニ砦の戦い(仮題)
「今回何とか難を逃れたが、あのグループを全滅させたと分かると次はどうなるか分からんな。
弓の補充や冗談は抜きで皆エロ本で防具を作っておいた方が良いかもな。」
山本さんが、エロ本でいちいち付けて言うのを聞くと笑えなかった。
「樋口さんと井上さんは良いにしてもこと美ちゃんと三川さんはコンビニに隠れていた方が良いのではないんですか?
いっそ女性陣はコンビニに隠れて貰うとか。内田さんも傷が治らないならその方が良いかもです。あー!新しい人もですね。
どうですかね?全滅もあり得るからいっそ僕と山本さんだけで戦うのは無理ですかね。」
今宮君が大胆過ぎる事を言い出した。
「無理だよ。聞かないよ。そんなの言っても樋口さんも井上ちゃんもこと美ちゃんも絶対に嫌がるぜ。嫌がらないのは三川くらいじゃねえのか。
なあ、三川!次の戦いで死ぬ気で行かないならグループを外れて何処にでもいけよ!」
山本さんが、三川君に強く言った。
「今は戦時だよ。内田君やこの新しい人が戦えないのは分かるよ。
だけど、内田君は今もしもゲツジンが、来てもこの身体で戦うぜ。
三川お前がビビりなのは分かるよ。
だけど、皆ビビってんだぜ!俺だってそうだよ。
ビビりでも出来る事をしろよ!しないなら出て行けよ!」