コンビニ砦の戦い(仮題)
準備
村が本当にあってそこに沢山の人が居るなら希望が見えてきた。
二人も同じ話しが出たのだから多分有るのだろう。
しかし全ての通信手段が使えない今は何を目印に村を探せば良いのか?
「ゲツジンが村の事を言ってたなら今度、ゲツジンを捕まえて、はかせよう。それしかないだろう。村の場所を知るのには。
しかし、ゲツジンが本格的に狙ってるなら安全なのかどうかは分からないけどな。」
今宮君がその村をゲツジンが叩くと言ってたのを思い出した。
今宮君もそれしかないですねと呟いた。
木本さんは、その日のうちに今宮君に案内されて小川で身体を洗い食べ物も美味しそうに食べた。
ショック状態の所に山本さんと三川君の喧嘩を見てしまい良い意味でのショックを受けて元に戻ったかんじだった。
自分自身に出来る事が有れば何でもやりますと言い年寄りですが、体力にだけは自信が有りますと言った。
酪農家だったのだから一般のサラリーマンよりも体力はあるだろうと思えた。
幸い大きな怪我は無くてあちこちに擦り傷がある程度で済んでいた。
夕食の時に皆に紹介して皆も名前を言い合いきちんと応対した。
三川君は相変わらず仕方なくという感じだったが。
久しぶりに火を使って温かい夕食が終わると木本さんはいつの間にかその場で眠っていた。