コンビニ砦の戦い(仮題)
少女!?
今宮君の笑顔にこっちまでつられて笑ってしまった。
確かにゲツジンをここまで追い詰めたのだと思うと気分は悪くなかった。
それに充実していたなあと思った。
三十年間生きて、こんな充実感を味わったのは初めてだった。
どんどん近くにゲツジンが、迫っていた。
数も増えてるようだ。
空は青い。気分は悪くなかった。
「今宮君ありがとう。やりますか。」
今宮君がこちらこそありがとうございますと頭を下げてやりましょうと言った。
井上ちゃんの鉄パイプを持ち山本さんのナイフを腰に入れた。
覚悟は決まっていた。