コンビニ砦の戦い(仮題)
いきなりバーン!!バーン!!と僕らの後ろから聞こえたと思うとゲツジンが、木から落ちた。
更にバーン!!バーン!!と続くと落ちたゲツジンの右足が、吹っ飛んだり変な方向に曲がった。
僕と今宮君は後ろを振り返った。
そこにはライフルのような物を構えた細い女の子が、立っていた。
彼女は僕達に構わずゲツジンを撃ち続けた。
弾が無くなると急いで装填している。
銃の弾をたすき掛けのようにして掛けている。
彼女はひたすらゲツジンを撃った。
銃の腕も確かでほとんど外さなかった。
ゲツジンが、下に落ちたら右足を的確に撃ち抜いた。
ゲツジンの方が怯んで退却が始まった。
彼女は走りながら逃げるゲツジンを追った。
彼女は下は戦闘服を着て上はロンTを着ていた。
ロンTの腕の所に赤い布を巻いていた。
髪はショートで肌が白い。もしかしたらハーフとかクォーターなのかも知れなかった。
まだ、少女と言っても良いように思える幼さが見えたが胸の大きさは少女ではなかった。
今宮君が、彼女に近づくとそれは、手榴弾かと聞いた。
彼女は腰に拳銃とナイフを入れていた。
袋のような物に何か入ってるのを今宮が聞いたのだ。
彼女は、頷いた。
今宮君が僕に貸してくれと言った。
彼女は、袋から二つの手榴弾を出すと渡しながら使えるかと聞いたが今宮君は映画で見たよと答えて走った。