おじいちゃんなんて大ッ嫌い!!!
リビングに入って

椅子に座る

青年も渚桜もワシと向かい合うように

座った

「で?用件はなんじゃ?」

重たい空気が流れ込む

「………ちゃんと挨拶に来ました」

「ほぉ?」

ワシは目を細めた

「ナギ…渚桜さんとは結婚前提に
お付き合いしております」

……………え。君らまだ高校生じゃね?

なにこの渚桜の彼氏…

真面目すぎね?なにも言えねぇのじゃが…

顔は真顔だが心の中ではかなり

パニックになっていた

「おじいちゃん、私達、本気なんだ…」

わかっておる、認めて欲しいのじゃろ?

でもな、渚桜。ワシは大人気ないのじゃよ

「おじいさん!僕らのこと認めてください!」

そう言いながら青年は頭を下げた

渚桜もあわてて頭を下げた
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