エージェント Ⅱ






「俺の唯一のミスや」






星矢さんの目が、あたしを射抜く。







「あんただけは守ってやらなアカンって、思ってしまった」






そっと、手が頬を包む。







「なあ、俺を拒絶するか?」






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