地球最後の日,君を愛そう

・孤独

美華はコンビニで朝ごはんをすまして、陸也と一緒に学校へ向かう。





正直怖い。
冷たい視線が家よりも多く突き刺さるから………。




「不安?」




歩きながら陸也はクスッと笑った。



「っな……なわけないでしょ。私なんか危ない生徒で有名なんだし。」



「あー聞いたことあるな。たしか…先輩10人くらいケンカで殴り飛ばしたんだっけ?」


「うん。おもいっきり殴ってやった。どっかから噂きいてやらせろってうざいからさ。顔がかっこよくなったらいいって言ってやった。」



「うわぁ~ちょっと先輩方かわいそうだな~」



「はっ?どこが~」



陸也はけらけら笑う。こいつってすぐ笑うなぁ………。
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