A voiceprint
翌日。学校で早速静子は先日の報告と、結局誰が行くかを決めることを提案した。
「静子、やっぱり断られたんだ。」
「うん・・・。やっぱ木曜だから断られたよ。だから行く人決めたいんだけど・・・」
すると羽美は行きたくて仕方がない様子でうずうずしているのがすぐ見て取れた。
「ホント、チョー行きたいんだけど。」
唯ももどかしそうに言う。
「そうかぁ。四人ならよかったのにぃ。」
「あーあ。で、どうすんの。まぁ、静子は行くの決定としてさ。」
すると、四人の中では一番大人しい忍が口を開いた。
「私、行かないから良いよ。」
すると三人が忍の顔をのぞいた。
「忍?何で?」
「どしたの?」
「・・・・?」
残念そうに忍は言った。
「正確には、行かないと言うより行けないんだよね。」
「えっ?」
「この前の期末でさ、成績が合計100点以上下がっててさ、お母さんにメチャ怒
られて夜遅くまで遊ぶの止められちゃった。」
「でも忍なら挽回できんじゃないのすぐ。」
「忍・・・。」
「だからちょうどいいジャン。kumiのだったら絶対行きたいけど、natuのライブだからまだ我慢出来るし。」
「本当にいいの?」
「うん。今回はパスしとく。」
「御免ね。」
「ううん。楽しんできてよ。」
「わかった。じゃあ何かおみやげ買ってくるから。」
「ありがとう。」
決まった後は四人でいつもどおり仲良くやっていた。
「静子、やっぱり断られたんだ。」
「うん・・・。やっぱ木曜だから断られたよ。だから行く人決めたいんだけど・・・」
すると羽美は行きたくて仕方がない様子でうずうずしているのがすぐ見て取れた。
「ホント、チョー行きたいんだけど。」
唯ももどかしそうに言う。
「そうかぁ。四人ならよかったのにぃ。」
「あーあ。で、どうすんの。まぁ、静子は行くの決定としてさ。」
すると、四人の中では一番大人しい忍が口を開いた。
「私、行かないから良いよ。」
すると三人が忍の顔をのぞいた。
「忍?何で?」
「どしたの?」
「・・・・?」
残念そうに忍は言った。
「正確には、行かないと言うより行けないんだよね。」
「えっ?」
「この前の期末でさ、成績が合計100点以上下がっててさ、お母さんにメチャ怒
られて夜遅くまで遊ぶの止められちゃった。」
「でも忍なら挽回できんじゃないのすぐ。」
「忍・・・。」
「だからちょうどいいジャン。kumiのだったら絶対行きたいけど、natuのライブだからまだ我慢出来るし。」
「本当にいいの?」
「うん。今回はパスしとく。」
「御免ね。」
「ううん。楽しんできてよ。」
「わかった。じゃあ何かおみやげ買ってくるから。」
「ありがとう。」
決まった後は四人でいつもどおり仲良くやっていた。